Googleマップで上位の飲食店は、AI検索でも選ばれるのか|西麻布の鉄板焼き店で実測した
「マップ対策はやってきた。でもAIに聞かれたとき、うちの店は出てくるのか」——ChatGPTやGeminiでお店を探す人が増えるなかで、飲食店オーナーからこう聞かれることが増えました。検索してみると「MEO対策 効果ない」という言葉が並ぶ一方で、AI検索での見え方を実際に確かめた情報はほとんどありません。そこでこの記事では、自社グループで運営している鉄板焼き店を使い、同じ検索語で5つの面での見え方を実測した結果をそのまま公開します。
この記事のポイント
- 「西麻布 鉄板焼き」という検索語で、自社グループの鉄板焼き店の見え方を5つの面(Googleマップ・Google検索・GoogleのAIモード・Gemini・ChatGPT)で実測したところ、5面すべてで上位に表示された(2026年6月時点。AIの回答・表示順は時期や条件により変わる)。
- ChatGPTでは「記念日・デートなら」の筆頭に挙がり、「1軒だけ選ぶなら」でも名前が返ってきた。地図・検索・AIのどの入口から探されても同じ店にたどり着く状態は、実際に作れる。
- 自店でも同じ検証は今日5分でできる。主要な検索語を1つ決めて、5つの面に同じ質問を投げるだけ。ただし手間がかかるのは確認ではなく、出てこなかった面を直す作業——多数のサービスに散らばった店舗情報をそろえ、ズレ続けるのを保ち直す地味な運用のほうにある。
「マップで上位」と「AIで選ばれる」は同じなのか
Googleマップの順位を上げる、いわゆるMEO対策に取り組んできた飲食店は多いはずです。一方で、お客様の探し方は地図だけではなくなりました。ChatGPTやGeminiに「この辺でおすすめの店は?」と聞く、Google検索の上部にAIの回答(AIモード・AIによる概要)が出る——入口が増えたぶん、「マップで上位でも、AIには出てこないのではないか」という不安が生まれています。実測で確かめました。
実測の条件:同じ検索語を5つの面に投げる
対象は自社グループで運営する創作鉄板 西麻布しるく屋。検索語は「西麻布 鉄板焼き」に固定し、Googleマップ/Google検索/GoogleのAIモード/Gemini/ChatGPTの5つの面で、2026年6月に見え方を確認しました。自社グループの店舗なので、裏側でどんな整備をしてきたか(ビジネスプロフィール・クチコミ・各サービス上の店舗情報)も全部分かっている状態での検証です。
結果:5つの面すべてで上位に出た

GoogleのAIモード・Gemini・Google検索・Googleマップの4面では、いずれも上位に表示されました。ChatGPTに「西麻布の鉄板焼きでおすすめは?」と聞くと「記念日・デートなら」の筆頭に挙がり、「1軒だけ選ぶなら」という聞き方でも店名が返ってきました。実際の画面はサイトの実証セクションにも掲載しています。

なぜ一致したのか:AIも「公開されている店舗情報」を読んでいる
この店で特別な「AI向けの裏技」をやったわけではありません。整備してきたのは、Googleビジネスプロフィールの情報を正確に保つこと、クチコミが自然に集まる仕組み、そして各サービスに載っている店舗情報(名前・住所・電話・営業時間)の一致——つまり地図と検索で選ばれるための土台です。AIの回答も結局のところ、こうした公開情報を読み込んで作られています。だからマップで選ばれる状態を丁寧に作ってきた店は、AI検索でも見つかりやすい——今回の実測は、その繋がりを示す一例です。
- 業種
- 創作鉄板料理
- 地域
- 西麻布
- 整備した土台
- ビジネスプロフィール・クチコミ・店舗情報の一致・英語メニュー
「『西麻布 鉄板』などで検索したときに、自分の店がきちんと表示されるようになってきました。英語メニューの整備も進み、海外のお客様をご案内しやすくなっています。グルメサイト頼みだった集客を、自分たちで動かせる手応えがあります。」※2026年6月時点の各AI検索での表示例です。AIの回答・表示順は時期や条件により変わります。
自店で確かめる方法:今日5分でできる
この検証に費用はかかりません。次の手順で、自店の「5面での見え方」を確かめてみてください。
- 1お客様が使いそうな検索語を1つ決める(「地名+業態」が基本。例:「◯◯駅 焼肉」「△△ イタリアン」)
- 2Googleマップ・Google検索・GoogleのAIモード・Gemini・ChatGPTの5つに、同じ言葉で質問する
- 3自店が出た面と出なかった面を書き留める——出なかった面が伸びしろ
- 4出なかった場合は、ビジネスプロフィールの情報が最新か、クチコミの量と返信、各グルメサイト・地図サービス上の店舗情報(名前・住所・電話)が一致しているかを順に確認する
確認は5分。大変なのは「出てこなかったとき」のほう
上の確認自体は、誰でも今日できます。本当に手間がかかるのは、出てこなかった面を出るようにする作業のほうです。 そしてその中身は、多くの場合とても地味です。
AIも地図も、店の情報を1か所だけ見ているわけではありません。Googleビジネスプロフィール、各グルメサイト、地図サービス、業種別のポータル、自店のサイト——あちこちに散らばった店舗情報を照らし合わせて「これは同じ店だ」と判断しています。 ここで店名の表記、住所の書き方、電話番号、営業時間がバラバラだと、同じ店だと確信が持てない状態になります。
実際にズレやすいのは、次のような箇所です。自店で点検するときのチェック項目として、そのまま使ってください。
- 店名の表記——全角と半角、スペースの有無、旧店名、「株式会社」の付け外し、支店名の書き方(「○○店」「○○支店」)
- 住所——丁目・番地の漢数字と算用数字、ハイフンでの省略(「1-2-3」と「一丁目2番3号」)、ビル名と階数の有無(これが最も抜けやすい)
- 電話番号——ハイフンの有無、代表番号と店舗直通の混在、広告用の転送番号を登録してしまっているケース
- 営業時間と定休日——年末年始や臨時休業の反映漏れ。地図側だけ直してポータル側が古いままになりやすい
- カテゴリ(業種)——サービスごとに選べる分類が違い、実態と合わない分類のまま登録されていることがある
つまり「AI検索対策」と呼ばれているものの中身は、魔法のような裏技ではなく、多数のサービスにまたがる店舗情報を、そろえて、保ち続けることです。これも、やろうと思えば自分でできます。 ただ、サービスの数だけ管理画面があり、それぞれ登録の作法が違い、しかも一度そろえても時間とともにズレていく——地味で、終わりがなく、忙しい店ほど後回しになります。
ミチビトがお引き受けしているのは、この部分です。主要サービスへの店舗情報の一括反映、Googleビジネスプロフィールの整備と改ざんの監視、更新が途切れないような投稿の仕組み化、そして今回のような5面での見え方の定点確認まで。まずは自店がいまどう見えているかを知るところから、お問い合わせよりご相談ください(無料で診断します)。整備の中身は機能一覧にまとめています。
まとめ
「西麻布 鉄板焼き」の実測では、Googleマップ・Google検索・AIモード・Gemini・ChatGPTの5面すべてで同じ店が上位に出ました(2026年6月時点)。特別な裏技ではなく、ビジネスプロフィール・クチコミ・店舗情報の一致という土台が、地図でもAIでも効いている——それが実測から見えた景色です。まずは自店の主要な検索語で、5つの面に同じ質問を投げてみてください。出てこなかった面が、次にやるべきことを教えてくれます。
よくある質問
Q.Googleマップで上位なら、AI検索にも必ず出ますか?
A.必ずではありません。今回の実測では5面すべてで上位に出ましたが、AIの回答は時期・場所・聞き方によって変わります。ただし、AIの回答も地図や検索の公開情報を土台にしているため、ビジネスプロフィールやクチコミ、店舗情報の一致を整えることは、どの面での見え方にも共通して効く土台になります。
Q.AI検索のために特別な対策をしたのですか?
A.いいえ。この店でやってきたのは、Googleビジネスプロフィールを正確に保つ、クチコミが集まる仕組みを作る、各サービス上の店舗情報を一致させるという、地図と検索で選ばれるための基本の整備です。AI専用の裏技のようなものは使っていません。
Q.自分の店がAIでどう見えているか、無料で確認できますか?
A.できます。お客様が使いそうな検索語(地名+業態)を決めて、Googleマップ・Google検索・AIモード・Gemini・ChatGPTに同じ質問を投げるだけです。5分程度で終わります。出てこない面があった場合の土台整備は、ミチビトでも代行しています。
Q.検証結果は他の店でも同じになりますか?
A.なりません。今回の結果は自社グループ店舗での2026年6月時点の表示例であり、効果を保証するものではありません。店舗の状況・地域・競合環境によって結果は異なります。だからこそ、まず自店の検索語で実測して現在地を知ることをおすすめします。